エンジニアリングプラスチックチェーン
大部分のチェーンは、十分な強度を確保するため、金属製のプレートを使用していますが、重量が比較的重くなることが欠点であり、常に潤滑メンテナンスをしなければなりません。
しかし、負荷が比較的低く、潤滑が不足し、腐食しやすい使用環境においては、エンジニアリングプラスチックとステンレスという2種類の異なる材料を組み合わせたチェーンを使用することもできます。
MCCのエンジニアリングプラスチックチェーン(PC chain)について
エンジニアリングプラスチックは、軽量、耐腐食、低摩擦係数、そして自己潤滑の特性を有し、上述のような潤滑が不足し、腐食しやすい使用環境、例えば食品加工機械などへの使用に非常に適しています。
Poly steel Roller Chainの内プレートにはエンジニアリングプラスチックを使用し、外チェーンにはSUS 304ステンレスを使用します。主な特徴は以下の通りです。
1. 軽量
2. 低騒音
3. 潤滑不要
4. より高い耐腐食性
軽負荷の使用環境での使用に適する
MCCのPCチェーンを選択する理由
エンジニアリングプラスチックチェーンはPCチェーンとも呼ばれ、-20℃から80℃(-4℉から+176℉)の温度に適しています。
包装、食品加工、製薬、電子などの様々な業界で使用可能です。
内プレートは射出成形されたエンジニアリングプラスチックで、外プレートはステンレスのため、スタンダードのステンレス製外プレート部品またはカスタム部品に合わせて取り付けることができ、機械の特性に応じた設計、使用が可能です。
食品業界では食品グレードの材質が必要とされるため、MCCでも食品グレードのエンジニアリングプラスチック原料で製作したPCチェーンを提供することが可能です。この場合、内プレートの色は青です。